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ビジネス著作権検定

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活用事例

河原デザイン・アート専門学校

河原デザイン・アート専門学校
グラフィックデザイン科 主任
伊藤 龍平 様

河原デザイン・アート専門学校は、4つの学科と2つの上級過程を有し、専門領域を生かした課題解決などの実践教育に取り組まれている愛媛県松山市の専門学校です。
平成13年に国際デザイン・アート専門学校として開校以来、「もの創り」を通じた地域社会に貢献する人材の育成に注力されています。
今回は、グラフィックデザイン科の伊藤龍平様に「ビジネス著作権検定」と「著作権教育」についてお伺いしました。

貴校でビジネス著作権検定を導入していただいたきっかけやご理由などを教えて下さい。

グラフィックデザイン科ということで将来的に目指している分野と「著作権」が密接に関わっているということ、また就職活動時に履歴書に記載できる一つの強みとして活用できれと思い、当試験を導入いたしました。

ありがとうございます。先生としては「ビジネス著作権検定」を活用されるメリットは何だとお考えでしょうか。

著作権を学ぶことはデザイナーの価値を上げる必須事項であると考えています。
きちんとした著作権の知識を得ていれば、自身のデザインに対しても自信を持ち適切な対価を得られると考えます。また、加害者として他の人の著作権を侵すこともなくなると考えます。

次は貴校の学習状況やご指導状況について教えてください。
また現在貴校で行われている「著作権教育」の取り組み等あればお聞かせください。

授業にて週1コマを1年間通して行なっています。また、INPITと連携し、年に1回特別講義を行なっていただいています。

ちなみに、実際に著作権のご指導をされてみていかがでしたか?

知れば知るほど奥深く、そして難しい分野だと感じます。日々新しい技術が産み出される中で、今日の常識が明日の常識とは限られない状況になっているので、常に授業のたび勉強し、尚且つ新しい事例も交えて授業を行うようにしています。

ご指導にあたり先生方にも学習していただきありがたい限りでございます。
検定を通じて著作権を学んだ学生さんの反応はいかがでしょうか?

合格し資格として自信に繋げることも大事ですが、普段の私生活の中で、著作権について考える時間を持つようになったということを言ってもらえることが一番嬉しく思います。朝みたニュースでこういうことがあったんですが〜など日常生活の中で自分毎として捉えている姿を見ると嬉しいです。

ありがとうございます。最後に、これから著作権の学習に取り組もうとされる方々に対して、メッセージをお願いいたします。

著作権は曖昧な部分もあり、指導する際は難しいと思われることも多くあると思います。しかしながら、デザイナーのみならず全ての人が知るべき知識でもあると思います。その証明のため、検定を活用するといいのではないでしょうか。

専門学校 岡山情報ビジネス学院

専門学校 岡山情報ビジネス学院
ゲームクリエイター学科 ゲームプログラマー学科 学科長
松浦 登美子様

専門学校岡山情報ビジネス学院は2020年で創立35周年を迎え、11,000人を超える人材を輩出している岡山県屈指の総合専門学校です。14学科の専門課程を持ち、実社会で即戦力となるスペシャリストの養成に取り組まれております。今回はゲームクリエイター学科、ゲームプログラマー学科の学科長である松浦 登美子様に、「ビジネス著作権検定」のご指導に関してお話しを伺いました。

ビジネス著作権検定にお取組みをいただいている背景をお聞かせください。

始まりから話すと...実は、私が前職でWebクリエイターとして活動をしていた頃に遡ります。
当時、「お城の写真をWebページに使用したい」というクライアントからの要望がありました。しかし、ディレクション側もクリエイター側も、スタッフは誰も文化財や町の写真の利用・規約に関する知識が無かったのです。依頼のケースに当てはめたときの写真利用規約や著作権法上の制約などを必死に調べました。ようやく問題のないことを確認でき、クライアントの要望を叶えることはできたのですが、その経験をしたとき強く「著作権の知識が必要だ」と感じました。
スタッフの中にも全く権利関係の知識が浸透していない現実を知り、「この現状を変えるには次世代の育成の段階から著作権を認識させないと、業界が変わらない」と思い、現職で著作権教育に取り組んでおります。

実際に著作権の指導をされてみていかがでしょうか。

著作権の指導は絶対に必要だと感じました!私が在籍している学科も関係しますが、日本のアニメ・マンガ・ゲームといったコンテンツやサブカルチャーの発信を考えたとき、権利関係の知識は切っても切り離せないものだからです。
実際に授業の中でゲームの企画書やプログラムの制作をすることがあるのですが、やはり学生は自身のリスペクトする作風やキャラクター、システムを「そのまま」使おうとすることがあります。当然、著作権法上はよろしくないので差し止めをするのですが、それに加え「自身の作品」として本当に世に放つことができるのか、オリジナル(創作)の観点を問うように指導することも多々あります。
著作権を学ぶことが自身の作品や、その文化を形作る創作の視点を持つことに繋がり、非常に意味のある指導だと感じました。
また、意外にも、著作権を学んだあとの学生は、今までに無かった視点を得たようで皆楽しそうでした。

学生さんが学習を楽しいというのは嬉しいですね。意欲の高まりもあったのでしょうか。

実際に学生から挙がった声では次の意見がありました。「ネットから画像を拾うとき、利用規約を見るようになった。」「著作権を知ることができ楽しかった。知らなかったことを知ることができた。」と、非常に前向きでした。学びによって学生自身の意識だけでなく、行動も変えていくことができたのは大きな成果だと思います。
私達のようなゲーム系学科では、一般に、ゲーム会社でのインターンシップなどで企画書を作る活動も行います。その中で、過去には企画書に使用する画像やキャラクターの素材をネットから拾って企画を仕上げる学生もいました。企業側から学生に権利侵害に当たることを指摘しても、学生は中々理解ができていませんでした。
今では、著作権教育を行ったことにより、上述のような問題は発生しておらず、企業との連携も上手く進んでいます。著作権に触れることを通じて、まねる段階から新しく作り出す段階に、それこそ「オリジナリティ」がどこに生まれるかを授業で教えることが、世の作品がどのように生まれているかを学ぶことにも繋がります。この企業様からのご指摘も、学生に気づきを与える有難いものでした。

実際に行動や意識が変わったことは素晴らしいですね。検定にはどのように取り組んでいますか?

何よりもクリエイターとしての矜持を持つことと、ゲーム業界への就職を意識づけることに著作権の指導は役立っています。当校では「ビジネス著作権検定 Basic」の授業を、座学12時間と検定対策3時間の計15時間で行います。全員が合格することを目標として、特に具体的なゲーム会社への就職を希望する学生については初級取得まで取り組ませています。クリエイターになる人もそうでない人も、コンテンツに触れることが絶対の世の中になっていると学生にも伝え、受験の意欲を高めています。

企業様からのお声はいかがでしょうか。

先ほどのインターンシップでの話に加え、日々の企業連携授業やその他の関わりの中でも、著作権を意識していることが企業様にプラスの印象を与えます。例えば、ゲーム開発系の企業様から制作に関する取材をいただく際にも、紹介するゲームコンテンツはもちろん、取材時の写真撮影での写り込みや肖像権等に関しても問題がないか、学生自らが意識するようになりました。有名なキャラクターが堂々と写り込んでしまったとき、場合によっては「故意」と受け取られることもあります。事前にリスクをチェックし防止する意識が働くことで、企業様にもご迷惑をおかけせず、好意的なご意見をいただくことができました。
このように、正しい知識と行動を心がけないと、協力をいただく企業様にもご迷惑がかかることも考えられます。社会に出て働くようになったら、自身の責任だけではなく会社の責任に発展することもあるでしょう。入学時点から、著作権の意識と合わせてクリエイターとして働く将来像を意識させることが、制作の授業や企業連携の授業にも効果を発揮していると実感します。

ありがとうございます。最後に、これから著作権の学習に取り組もうとされる方々に対して、メッセージをお願いいたします。

著作権の知識は今の時代に無くてはならない知識です。「with コロナ」としてリモート・オンラインでの活動が一般化している中、クリエイターのみならず一般の方にも必要な知識となっています。
YouTubeで動画をアップ、Instagramで写真をアップ...日々皆さんがやっていることで、権利侵害に当たることも起きています。中には、善意から行った情報の共有が、権利侵害に抵触してしまうケースもあるでしょう。知らなかったではすまされないからこそ、まずは著作権に関する正しい知識を持ってもらいたいと思います。
著作権は行為を禁止するための法律ではなく、お互いが快適にハッピーに、安心してコンテンツを提供することと利用することを後押しする法律です。今後、より住みよい社会を築くためにも、著作権教育が広がっていくことを願います。

日本工学院専門校 クリエイターズカレッジ

日本工学院専門校 クリエイターズカレッジ
カレッジ長 佐藤 充 先生

貴校の「著作権教育」の取組についてお聞かせください。

クリエイターの育成教育の中で、自分達が作った物への著作物の認識や他人の著作物に対するリスペクトを含む著作権を理解してほしいとのことから、著作権教育を積極的に取り入れています。21世紀のデジタル化に伴い、誰もがコンテンツを簡単にコピーできます。同時発信媒体のマルチメディア化によって、情報の多様化が現実にあることを知り、今後クリエイターを目指す学生は意識をする必要があると思います。
そのためには著作権教育が必要と考え、取り組んでいます。

「ビジネス著作権検定」の活用方法についてお聞かせください。

入学前のオープンキャンパスの段階で自分達で作ったものに対する権利について伝え、入学当初、全員に「ビジネス著作権検定Basic」を受験することで、著作権に対する意識づけを二段階で試みています。又教員も全員受験することで、力レッジ全体として著作権に対する認識を持っているとの意思表示にもつなげています。

「ビジネス著作権検定」を受験する事のメリットについてお聞かせください。

やはり履歴書に記載できる点だと思います。但し、単に履歴書に記載するだけではなく、面接時、この検定について問われた際、どのように答えるかが重要だと思っています。本人からこの検定を受験している理由を伝え、著作権に対し意識して制作をしていることをアピールできることが重要だと思っています。よってBasic級とはいえ、履歴書に記載することは大事だと思います。

今後受験を考えている学校様にメッセージをお願いします。

情報グローバル化により、世界中の方々が各コンテンツに対し関心を示す時代の中、自らが制作したコンテンツが、簡単に奪われてしまうかもしれないという意識を持つことは重要です。クリエイターの権利を守るためにも、著作権は意識すべきだと思いますし、コンテンツを扱う教育関係や企業についても、学ぶべき分野であり、同様の認識をもっていただきたいと思います。「ビジネス著作権検定Basic」は高校生も必須にしていい時代だと思います。(むしろ中学生くらいから積極的に取り入れるといいでしょう。)若いうちに理解してないと大変な事故になる可能性がある時代なので、早い段階から勉強すべきであることを、伝えていけると良いですね。

日本工学院専門校 クリエイターズカレッジ
放送芸術科 主任 上遠野 順子 先生

貴校の「著作権教育」の取り組みについてお聞かせください。

クリエイターズ力レッジでは、入学後、早い段階で「著作権教育」を行うことになっています。特に私が担当している放送芸術科では、導入教育期間の4月中に全員に「ビジネス著作権検定Basic」を受験させています。

「ビジネス著作権検定」の活用方法についてお聞かせください。

入学してすぐのタイミングで検定を利用することで、今後取り扱うコンテンツには「著作権」が関係することへの「意識づけ」のよい機会になると同時に、資格を取ることで就職への意識が高まります。

「ビジネス著作権検定」を受験する事のメリットについてお聞かせください。

やはり就職活動時に履歴書に書けることですね。特に昨今の企業はコンプライアンスの意識を持てる学生を望んでいますので、検定を通じて著作権を学習したことをアピールできるのは大きな武器になります。
又さまざまなコンテンツが増えてきて煩雑になっている中で、自分が知らないうちに加害者になったり被害者になったりしない為に、自分が携わった著作物を守る、という意識を持たせる事ができます。この点でも検定試験合格は企業側へのアピールに役に立っています。
クリエイター系の学生にとって、法律系の学習は苦手な人が多く、著作権の授業開始時は退屈そうなのですが、検定受験後は「もっと勉強したい」、「もっと知りたい」と興味を持ってくれる学生が多くいます。授業もTV、音楽、又お金に関することなど身近な話を例にしたり、オリジナルの学習資料を作るなど、なるべくわかりやすく楽しい授業を心掛けています。

今後受験を考えている学校様にメッセージをお願いします。

現代においては映像・アニメなどのコンテンツだけではなく、どんな業界にも著作権の問題は絡んでくると思います。著作権教育は学生が社会人になるまでのコンプライアンスへの意識付けとして役立つのではないでしょうか。「ビジネス著作権検定Basic」を使い著作権を学ぶことで、著作物の取扱をしっかり考えるようになり、学生達の作品制作を安心してみることが出来るようになりました。又、資格を取ることで自信をつけ、彼らの考え方も少し大人になった気がします。




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