2015/09/04委員長コラム Vol.35
最近、学校で著作権や情報モラルについて話をする機会がよくあります。先日は、徳島県を拠点に活動しているNPO法人学校ICTサポーターズの依頼を受けて、阿南工業高等専門学校で講演を行ってきました。当日、学校に着いたのがちょうど学生が帰宅する時間帯で、学生たちが次々に「こんにちは」と挨拶してくれたのが印象的でした。
講演の対象は、プログラム同好会のメンバーと数名の先生、さらに地元の青年会議所の会長ら約20人。テーマは、著作権と情報モラルでした。講演中に質問を投げてみると、積極的に手が挙がりました。また、同行してくれた学校ICTサポーターズのメンバーが一番後ろの席で話をしはじめると皆が一斉に後ろを向き、注目するのです。挨拶ができていることも含めて、ここの学生たちがとてもよい教育を受けていることを実感しました。
質疑応答も活発で、講演が終わってからも個別で質問を受けました。プログラム同好会のメンバーで、将来はスマホ用アプリを含めてプログラムで生計を立てようという学生たちが著作権について高い関心を持っていることが分かり、うれしくなりました。
事実、スマホ用アプリやゲームの開発、Webをはじめとするデザインには、著作権が関わってきます。また、レポートの執筆やデジカメでの撮影、ブログの原稿も全て著作権が関わります。他人の著作権を侵害しないようにするためだけでなく、自分が生み出す作品の著作権を守り活用するためにも、まずは知識が必要です。
ビジネス著作権検定の次回の試験は、11月15日です。誰もが著作物に触れ、著作物を生み出せる時代。就職して仕事をする上で、著作権の知識は今や欠かすことができません。検定試験を目標に、ぜひ、著作権の勉強を始めて下さい。
検定の概要をまとめた
電子パンフレットを
ご用意しています。
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ビジネス著作権検定の
サンプル問題を
掲載しています。
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