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【3大学合同プロジェクト】知的財産判例セミナーを実施しました

【3大学合同プロジェクト】知的財産判例セミナーを実施しました
今年で5年目となる、山口大学 国際総合科学部4年生(3名)とのPBL(Project Based Learning)活動について。
昨年に続き、追手門学院大学、金城学院大学、山口大の2024年度メンバーによる、3大学合同判例研究会の活動をご紹介します。

2024年12月19日(木)開催、山口大学主催“知的財産判例セミナー”で、本PBLメンバー3名に加え、追手門学院大学学生、金城学院大学学生で編成された、3チームによるによる、判例事例の発表がおこなわれました。

【3チーム発表判例】

■Aチーム「町田市国際版画美術館事件」
知財高決令和5年3月31日(令和5年(ラ)第10001号)[原審:東京地決令和4年11月25日(令和3年(ヨ)第22075号)]

■Bチーム「つくばエクスプレス事件」
知財高判令和5年6月8日(令和5年(ネ)第10008号)[原審:東京地判令和4年11月30日(令和2年(ワ)第12348号)]

■Cチーム「シャルマントサック商標侵害事件」
大阪地判令和3年9月27日(令和2年(ワ)第8061号)
判例事例発表を行うにあたって、11月には金城学院大学様に各地域から全員が集合し、対面での協議・打合せが実施されました(写真はその時の様子)
今年も参加いただいた学生様は、“法律”を専門科目としない方々。
さらに事前にオンラインでの打ち合わせがあるとはいえ、当日は初めて会う方ばかり。極めて困難な状況下で、学生の皆様がどこまで対応できるのだろうか、と思うも、余計な心配。各チームとも、しっかりまとまって、判例研究に真剣に取り組む姿勢を見ていると、本当に真面目な方々ばかりでした。
一方で、判例事例を“紐解く“という作業そのものにおいては、日本の知的財産法(著作権)におけるトップクラスの先生方の思考レベルを、まざまざと見せつけられた瞬間でもあり、自分たちの考えや行動が、まだまだ足りていないことを痛感する瞬間だったと思われます。ただ、この打合せが終了した後、誰一人として下を向く学生はなく、その後12月の発表に向け、最後まで邁進していただいたことは、学生の皆様に感謝を申し上げると同時に、学生の将来に向けた可能性を垣間見ることができました。

参加いただいた学生様が、この判例研究会で学んだ“物事に対する考え方”は、恐らく大学の講義では得ることができない内容ばかり。これらの内容を忘れず、将来社会で生かしてくれることを切に願います。
知的財産判例セミナーの様子1
知的財産判例セミナーの様子2
知的財産判例セミナーの様子3
※本取り組みにおいては、追手門学院大学様および金城学院大学様の各Webページでも確認いただけます。
追手門学院大学についてはこちらから → https://www.otemon.ac.jp/cis/abroad/report/_18785.html
金城学院大学についてはこちらから → https://www.kinjo-u.ac.jp/ja/news/detail/?id=2169
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