”AI”へのハードルが低くなる
エン・ジャパン株式会社
マーケティング部
近藤 日菜 様
― 現在、お仕事で主に取り組まれている業務内容を教えてください。
近藤様
マーケティング部に所属しています。
担当サイトのKGI達成に向けて、サイト改善の施策を打っています。
― この度はAI検定合格おめでとうございます! 受験のきっかけについてお聞かせください。
近藤様
所属している企業では、AIの知識を深める勉強会やG検定の資格取得推奨など、AIに関する社内活動が増えてきています。また、AIを活用したプロジェクトがスタートするなど、業務上でもAIに関する取り組みが活発になってきました。
AIに関する知識は今後のビジネススキルとして不可欠になるのではと考えていたこともあり、AIに関する基礎的なスキルの取得を目的にAI検定の受験を決めました。
また、リモートで受けられるため受験しやすく、他のWebテストと比べて不正の余地がないという点からも、知識習得を目的とするうえで安心感がありました。
― 試験対策として使用されたものはありましたか?
近藤様
AI検定の推薦書籍として挙げられていた「最新 図解で早わかり人工知能がまるごとわかる本」と「図解入門 最新 人工知能がよーくわかる本」の2冊を読み、内容をノートにまとめて試験対策を行いました。1日30分から1時間程度、約3週間継続して取り組んでいました。基礎的な内容だったため、理解しやすかったです。
― AIについて学習される前は、AIに対して何かイメージをお持ちでしたか?
近藤様
「怖い」「便利」「今後必要」などですかね。「AIに職を奪われる」というニュースか記事を読み「怖い」と思っていました。また、「AIを用いたロボット同士が話すうちに人間の知能を越えてしまう」などの事例も見たことがあり、「人間の仕事が奪われてしまうのではないか?」という不安がありました。
一方で、AIの活用により、さらに人間の活動が広がるということには可能性を感じていました。例えば、日常的に「Siri」を利用しているのですが、料理中手が離せないときにもタイマーをかけられたり好きな音楽を流すことができたりと、自分の活動が効率化されていくことには利便性を感じます。
また、仕事においても、サイトで離脱するユーザーの予測を決定木など用いて予測する「予測モデル」の構築に機械学習が用いられていますが、離脱するユーザーの特徴が明らかになり、施策の打ち手が広がりました。
― 実体験からAIを「便利」と思われる一方で、「怖い」とも感じられていたんですね。受験を経て、こうしたイメージや日常生活や業務上での視点などに何か変化はありましたか?
近藤様
仕事での変化としては、機械学習に詳しい上司との会話がスムーズになりました。AIの仕組みが何となく理解できたことで、上司が何を実践しようとしているのかつかみやすくなり、業務に役立っています。
また、検定を受けることによって、AIに対する「何者か分からないから『怖い』」という印象はかなり薄れた気がしています。
― 今後のAIに関する学習や資格取得のメリットはどのような点にあると思われますか?
近藤様
AIへのハードルが低くなることにあると考えています。未知なものに対しては怖いと感じてしまいますが、学習や資格取得を通じて未知から既知へと変わることによって、闇雲に怖がるものではないと認識することができるきっかけになりました。
― これからAI検定を受験される方に向けて、応援やアドバイスをお願いいたします。
近藤様
参考図書を読み込むことで、AIについての全体像がつかめるかと思います。
入門 という方にはオススメですので頑張ってください。
インタビューにご協力いただきありがとうございました!
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