コミュニケーションに関する
お役立ち知識をお届けします♪
2022.11.22
わたしたちはプライベートでもビジネスでも毎日コミュニケーションをとっています。
コミュニケーションは社会生活を営むために必要不可欠で、また良好な人間関係を築くには優れたコミュニケーションスキルが求められます。
本記事では、コミュニケーションの種類ごとにスキルアップのポイントと、状況別の実践方法を解説します。
人間同士が情報共有する際にはいくつか方法があり、場面に応じて適切な4種類のコミュニケーションがあります。
以下で詳しく4種類について解説し、スキルアップする際のポイントについてもご紹介します。
対話型コミュニケーションとは、言葉を駆使して会話や手話でお互いの情報を共有する方法です。
例えば、会議やプレゼンテーション、1対1の会話などで使用されます。
対話型コミュニケーションは、後述する非言語型コミュニケーションやテキスト型コミュニケーションなどを併用することで、さらに効果が上がります。
対話型コミュニケーションスキルを高めるには次の要素が重要です。
非言語型コミュニケーションとは、顔や表情、身振りやしぐさなどボディランゲージを使用して相手に情報伝達する方法です。
ノンバーバルコミュニケーションとも呼ばれています。
これらは意識して動かすこともあれば、意図せず行われる時もあります。
例えば、嬉しかったり楽しかったりする出来事があった時に笑顔がこぼれてしまう場合です。
非言語コミュニケーションは、相手の感情や価値観を理解しようとする時に効果的です。
非言語型コミュニケーションスキルを高めるには次の要素が重要です。
テキスト型コミュニケーションとは、パソコンでの入力や印刷、手書きなどの方法で、文字や数字の情報を伝達する方法です。
具体的には、パンフレットや書籍、ブログ、メモ、手紙などを使ったコミュニケーションを指します。
これらのメリットは、情報を記録できる点です。
テキスト型コミュニケーションスキルを高めるためには次の要素が重要です。
ビジュアル型コミュニケーションとは、絵やスケッチ、写真、表、グラフなどを使用して情報を伝達する方法です。
視覚的な情報はプレゼンテーションなどの場において、対話や文章によるコミュニケーションを補完し状況説明などが一層分かりやすくなる点がメリットです。
ビジュアル型コミュニケーションスキルを高めるためには次の要素が重要です。
異なる業界や状況においては求められるコミュニケーションも変化します。
以下に状況別のコミュニケーション実践方法を解説します。
福祉の現場では、スタッフと利用者のコミュニケーションは欠かせません。
さまざまな場面で対話型コミュニケーションが必要となりますが、福祉の現場では特に非言語型コミュニケーションが大切です。
なぜなら、福祉業界の利用者は多くが不自由を抱えていたり、耳が聞こえないなどの事情から会話が難しい方も少なくないからです。
利用者、家族などの対象者に関係なく共通している大切なポイントは以下の通りです。
次に対象者ごとの対応のポイントを解説します。
スタッフと利用者のコミュニケーションで大切なことは信頼関係の構築です。
信頼関係を構築するために必要なテクニックは次の2つです。
ミラーリング効果は、利用者と同じ動作を行うことです。
たとえば、利用者が笑顔であれば笑顔を返すように意識することが重要です。
リフレインは、利用者が話した言葉を繰り返す方法です。
オウム返しとも呼ばれます。
ミラーリング効果とリフレインは、利用者に精神的な安定感を与えます。
また、認知症が進行して会話が難しくなったとしても、非言語型コミュニケーション能力は残存している場合があるため、認知症ケアにも効果的です。
利用者と異なりなかなか対面することの少ないご家族への対応は傾聴が効果的です。
傾聴とは、相手の話したい内容に耳を傾け、共感的反応を示すコミュニケーションのスキルです。
重要な技法として受動的傾聴があります。
受動的傾聴とは、相手の話に興味があることを伝える技法です。
例えば、相手の話に対して相槌やボディランゲージを使って反応を示すことで、話しやすい状態になり本音を話してくれるようになります。
同僚への対応として、最も重要なことは同調です。
ここにおける同調とは、相手を否定したり批判しないことを指します。
ストレスフルな現場においては、同調することでお互いの苦労を分かり合ったり労わりあうことが、最もコミュニケーションを円滑に行えるテクニックといえます。
スポーツでのコミュニケーションには2種類あります。
スポーツコミュニケーションという対話型のコミュニケーションと、スポーツ指導という一方型のコミュニケーションです。
スポーツコミュニケーションは、対話型のコミュニケーションです。
指導者と選手が対等関係にあり、指導者と対等に話し合うことができたり、練習内容を一緒に考えることができます。
スポーツコミュニケーションのメリットは次の 3つになります。
スポーツコミュニケーションは対話型のコミュニケーションですが、スポーツ指導は監督から選手への一方的なコミュニケーションとなります。
監督から一方的なコミュニケーションの場合、試合の勝利だけが目的となってしまい、スポーツの楽しさを忘れてしまうなども珍しくありません。
ビジネスでは、非言語型コミュニケーション、対話型コミュニケーション、どちらも重要です。
ビジネスにおける対面コミュニケーションの相手は、職場内の会話、対面会議、取引先訪問などが該当します。
対面コミュニケーションは、信頼関係が構築しやすい点と連携がとりやすい点にメリットがあります。
対面コミュニケーションのコツは次の 3点です。
これらは、相手の話に興味関心を持つことでコミュニケーションが活性化され、信頼関係の構築につながります。
ビジネスにおける非対面コミュニケーションは、メール、ビジネスチャット、社内SNSなどで行われます。
非対面コミュニケーションは、正確な情報を迅速に伝えられる点と、画像や資料などを送ることで分かりやすい情報が共有ができる点、また場所を問わずコミュニケーションができる点にメリットがあります。
ただし、非対面コミュニケーションでは相手の表情や声色が分からないため、すれ違いや誤解を招く恐れがあります。
そのリスクを回避し円滑にコミュニケーションを取るためのコツが次の3点です。
コミュニケーションにはさまざまな種類があり、状況別に求められるコミュニケーションが異なることも紹介しました。
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