亜細亜大学 PJC
日本の教育レベルが高いと思っていたことと、日本の文化に興味がありました。それがきっかけで、日本留学を選びました。
日本に来てからは2年と1か月です。日本語を最初に勉強してからは、7年になります。
中学校や高校の授業の中に、日本語の授業があります。それとは別に、日本のドラマや音楽が好きでよく見たり、聞いたりしていました。それが私の日本語の勉強になっていました。
一番難しいと感じるのは、漢字と敬語の尊敬語です。
ときどき日本語が通じないことです……。私が言いたいことをすべて日本語で伝えられないことが理由だと思います。
B+の評価をいただきました。日頃から学内のイベントに積極的に参加し、日本人の学生との関わりを密にしてきたことと、昨年夏から始めたアルバイトでの同僚やお客様との関わりから得られた経験が試験に活かされたのだと思います。今後はA+を目指し、また受験したいと思っています。
問題の意味は分かっても、どれが一番正しいのか、その内容を選ぶのにとても悩みました。
※PJCでは文法や語句の正誤ではなく、自分の立場や相手との距離感などのその場の状況で最も適切な選択肢を選ばせる問題を出題しています。
はい、私はもともと国際関係学が好きで、JICAや国際NPOなど、国際協力の仕事をしたいと思っています。
日本語能力を測定するだけでなく、受験者が日本企業で働くうえで知っておくべき事についての理解度など、まさに実践的な日本語能力を測れる試験だと思いました。
結果を見た学生がコミュニケーション能力に自信を持てたようなので、受験をきっかけに日本語能力をさらに高めようというモチベーションアップに繋がったのは良かったですね。
"場"に適した、コミュニケーションスキルですね。日本での就職という目標を達成した留学生を見ていると、日頃から日本人学生や先生方、アルバイト先の方など、立場の違う方と積極的に交流していました。
日本での生活や学生生活を楽しむことが、そうした"場"にふさわしい日本語コミュニケーションスキルの習得につながるのでは、と思います。
事業創造大学院大学 PJC
首都大学東京 PJC
現在留学生向けの検定試験はいくつかありますが、サーティファイ「実践日本語コミュニケーション検定(PJC)」は「コミュニケーション」のエッセンスが盛り込まれており、他検定試験にはない内容となっています。特に日本語を学ぶ上で、日本独特のコミュニケーションの取り方を学ぶこと、又そのスキルを証明できることは、日本企業で就職を目指す就職活動中の留学生にとっては、非常に大きな武器となるでしょう。今後日本で働くことを考える留学生には積極的に受験を奨め、就職活動で役立ててほしいと願っています。
韓 様:
印象は思ったよりむずかしかったです。特に「聴解」の問題が難しく感じました。試験は4択選択でしたが、どれを選ぶのが正しいのかに非常に悩みました。
謝 様:
おなじく難しかった印象です。各問題の選択肢が、一見似たような内容のものに見えるため、どれが最適な答えになるかの選択が大変でした。
韓 様:
僕は日本での就職を目指しています。すでに履歴書を送ったり、実際の採用面接にも行っています。今の課題は「敬語」を使う場面の判断です。面接では当然使えなければならないですが、実際に日本企業に入社した際、上司、先輩、同僚によって話し方、コミュニケーションの取り方が違います。今回受験したPJCではこれらを学ぶにはとても役に立つものだと思います。今後も日本語の勉強して、日本語を正しく使えるようになりたいと思います。
謝 様:
私も日本企業で仕事をしたいと考えています。折角日本語を学んでいるのでこれを生かすには、日本企業で社会人として働くことと考えています。私も日本語の使い方、コミュニケーションの取り方については勉強が必要だと思います。今回受験したPJCの判定をもって、改めて勉学に励みたいと思います。
明海大学 PJC
日本語が上手に話せる人でも、日本の企業に就職したとき、その状況を相手にあった表現で受け答えができるかというと、そうでもありません。それが日本語能力と日本語コミュニケーション能力の違いです。この「実践日本語コミュニケーション検定(PJC)」は、日本の企業で働くときに必要なコミュニケーション能力をはかるものです。
ここまで、実際のビジネスシーンに即したテストはほかにはありません。また、分野ごとに詳しく採点されてきますので、自分の弱い部分を知ることができます。
日本のビジネスの基礎知識だけでなく、人を気遣う気持ちや言葉を大切にする習慣、微妙な言い回しの違いなど、勉強したことは必ず就職後も役に立ちます。就職活動の面接のときには、ほかの学生よりも日本語が上手と思わせる受け答えができるでしょう。
エール学園 PJC
現在、2年生を対象に、従来の日本人向けテキストを使って、半年間週1回ビジネスマナーの授業を実施しております。サンプル問題の体験模試を行ったのち、現在の指導状況や学習到達度を測るために本試験を採用しました。
また学生のニーズとして、「就職活動に役立てたい」「自分の日本語能力を試したい、実践の場での程度を知りたい」という意欲的なものがあったのも背景としてあります。
もともと「コミュニケーション検定初級対策テキスト」を使用して学習を行っていたため、親和性の高い問題内容だったように思われます。1年次の基礎学習の振り返りが行えました。
インターンに行った学生の経験がそのまま点数に出る、といったことから、実践的内容であることがわかります。学生には、その点を理解して取り組んでもらうことでスキルアップにつながると思います。
試験問題について、じっくり考えると理解できるが、「制限時間内に問題文を読み切れない」「聴解問題を一度で聞き取れない」といった問題点がありました。やはり、日本語力がベースとして必要だと感じました。また他試験との関係性という観点では、ビジネス日本語能力テスト(BJT)と関係性が深いように感じます。実践日本語コミュニケーション検定(PJC)を従来の学習と合わせて用いることで、相乗効果が期待できます。学生からも、「似ている事例が問題で出てきたことで、秘書検定との相乗効果もあった」という声もあり、多角的に日本語学習が行えているようでした。
今回、学習意欲が高く普段の成績が良い学生よりも、日本語力は劣るがインターンシップで実務能力を高めた学生の方が高得点率である、ということもありました。前者の学生は、素早い判断には実務経験が必要だと感じさせることができ、後者の学生は自身の日本語活用力に自信をもったことと思います。それだけ実践的な内容で、その意識を持ちながら学習をすることでスキルアップに繋がると感じました。今後はさらに留学生向けのビジネス用語集や索引、練習問題など周辺教材を充実させ、より日本語学習が深まる資格検定試験となることを期待しています。
東北電子専門学校 PJC
本校に在籍する留学生の1つの特徴として、「話す」「聞く」はよくできるものの反対に「読む」「書く」は不得手ということが挙げられます。多くの外国人が活用し、本校でも実施している日本語の資格試験では、「聞く」能力に関しては3~4割程度、他、文法・読解・漢字・語彙と言った「読み・書き」に関する内容が6~7割近くを占める問題で評価がなされています。そのため「非漢字圏学習者」は限られた学習期間内に2級(日本語能力試験/JLPTではN2)以上レベルでの合格者はそう多くなく、就職活動にも少なからず影響が出ていました。「話す」「聞く」能力が高い学生が、この点を活かして受けられる試験があればと、長年、願っていたところに、サーティファイより「コミュニケーション能力に特化した留学生対象の新しい試験(実践日本語コミュニケーション検定・PJC)ができた」との案内が届きました。本校ではモニタリング試験から同試験を採用し、留学生の新たな日本語能力を証明する資格として就職活動に役立てています。昨年度は、更に「実践日本語コミュニケーション検定・ブリッジ(PJC Bridge)」のモニタリング試験も実施しました。
日本語能力認定試験/JLPT N3レベルの資格しかなかった学習者で、実践日本語コミュニケーション検定(PJC)でレベルB-評価を受けた者が数名出ました。これがきっかけとなり、その学生の日本語学習に大きな変化が見られました。「自分も日本語ができる!」という自信が持てるようになったということです。何よりも大きかったことは、自信がついたことで就職活動にも良い影響をもたらし、その後の展開が有利になったことです。履歴書にも実践日本語コミュニケーション検定(PJC)の結果を書くことができますし、企業の人事の方からは、時折この試験に関し質問を受けますが「コミュニケーション能力を証明する日本語の試験」と説明すると、それなりの評価を受けました。本校の就職内定率UPにもつながったと確信しています。
この検定を教える側も学ぶ側もはじめてという者が多かったので、モニタリング試験の後は、類似した場面シラバス中心の会話問題や、ビジネスシーンに特化した語彙の指導などをメインに受験対策を行いました。期間は年度によって多少の差異はありましたが、平均3か月程度です。学生からも現場の教師からも早く問題集を出してほしい、過去問題集を出してほしいとの要望があります。既に教本は1冊ありますが、やはり現場では問題数が多く欲しいということです。個々の学校での取り組みの中で創意工夫し、同試験の対策を行うしかないのが現状ではないでしょうか。
実践日本語コミュニケーション検定(PJC)は「読む」「書く」に比べ「話す」「聞く」の能力が高い留学生、就職活動に励んではいるが、日本語の資格試験でN3,N4レベルしか取得していない留学生には、大変有用な試験であると実感しています。もちろん、受験者すべてが実践日本語コミュニケーション検定(PJC)で高いレベルの評価を得られるわけではありませんが、日本語学校に入学し、その後、専門学校や大学に進学し、3,4年の日本でのアルバイト経験がある留学生ならば、受験対策をある程度行えば、具体的にはレベルC-以上の成績を収めることが可能だと思います。特に就職をさせようと現場で奮闘していらっしゃる先生方で、何かしら資格を取らせたいとお考えの方には、一度この試験を学生に受けさせてみることをお勧めします。最後に、今後は受験料が少しでも安価になればと切望しています。また、「実践日本語コミュニケーション検定・ブリッジ(PJC Bridge)」との相関性も明示されるとより良いのではないでしょうか。
PJCという試験は、学校の先生の紹介で知りました。もちろん、初めて受けるTESTでしたので、よくわからないところもありましたが、「コミュニケーション能力」を測定できる新しい日本語のテストだと試験前、先生方から説明を受けました。
それまでは、日本語のTESTと言いますと、JLPTやNAT-TESTなどを受けていましたが、なかなか良い結果を得られないでいましたので、このTESTで良い成績をおさめたいと思いました。
結果はB-レベル合格でした。アルバイト先で毎日、日本語を使って仕事をしていましたので、会話には自信がありましたが、このように資格として自分のコミュニケーション能力を証明できたことは、とてもうれしいことでした。
JLPTやNAT-TESTでは、当時はN3レベルだった私が、PJCでレベルB-の評価をいただけたことで、大きな自信になりました。その後、就職活動の際に履歴書を書きますが、その資格欄にPJCの結果を書けることも大きなメリットでしたし、日本語のいろいろな試験(私の学校では、JLPT、NAT-TEST、漢検、PJC、PJCブリッジ、J.TESTなど)の結果をたくさん書けることで、就活にはとても役に立ったと思います。私のように漢字を使わない国から来た留学生で、漢字や読解よりも会話(コミュニケーション)に自信がある留学生には、この試験で良い結果が得られる可能性が高いと思います。私は、おかげさまで、仙台市内の不動産の会社に入社することができました。就労のビザも無事に取得できました。
PJCは就職後にメリットがあるというよりは、就活するときに役立つことが多いと思います。コミュニケーション能力を証明できる資格試験は珍しいので、企業の方に対して良いアピールポイントになるのではないでしょうか。
大原日本語学院 PJC
いま27歳ですが、若いうちに好きな日本でチャレンジをしたいと思いました。小さなころから日本で働くのが夢だったのですが、日系企業で働くうちに、日本人の仕事に対する姿勢にとても共感しました。
(日本人の仕事に対する姿勢、ですか。)
一見すると、仕事をするのはひとりひとりの個人のようですが、実はチームでひとつになって結果を出そうとしている、というふうに感じました。中国人は、私の仕事は私がやるからほかのひとには手を出されたくない、という態度ですが、私は日本のやり方がいいな、と感じました。また、日本と中国ではお金の稼ぎ方に対する考え方も違います。中国人は一攫千金を狙おうというひとが多いと思いますが、日本人は違うようです。日々努力を重ねて、こつこつお金を貯めていく、私は日本人のやりかたが自分に合っていると思っています。
いえ、まだまだです。文法と読解を1年、独学で勉強しました。そのあと、日系企業に採用されてから話す能力が足りないことに気がついて、勉強しないとだめだな、と思いました。
それは、日本人の友達を作りましょう、ということですね。私は、日本に留学していた友人が中国に帰国して、彼を通じて日本人の集まるイベントなどに参加しました。そこで中国語を話せる日本のひとと仲良くなって、連絡先を交換することで日本語を学ぶことができました。
PJCは日本語能力のテストではなく、日本語をビジネスで使えるかどうかの試験だと思いました。いろんなビジネスのシチュエーションが出題されていたので、いまちょうど就職活動中の、私の役に立つと思いました。
履歴書を手書きで書かなければいけないことですね。面接には手書きの履歴書をご持参ください、と言われますが、少しでも間違えるとやり直しですから。
(大変でしょうが、がんばってください。)
ありがとうございます。がんばります。
中国では日本語を専攻していましたが、いまは社会福祉関係に進みたいと思っています。ボランティア活動が好きで、ほかのひとたちの役に立つことがしたいのです。
中国での日本語の勉強は、どうしても文法や語彙が中心だったので、日本に来てからは日本語の実際的な活用について、勉強しています。学校でもビジネス日本語の授業があって、それはとても役に立っていると思います。
中国で飲食店のキッチンでアルバイトをしていたのですが、そのとき、仕事が終わってから仲間でいろいろ会話しました。日本でも、同じように友達ができると思って、ファミリーレストランのキッチンのアルバイトをしているのですが、私のシフトの大半が、私ひとりでキッチンの仕事をすることになっています。いまは、日本人の友達を早く作りたいと思っています。
はい、あとは私が心理の勉強をしてきたことも、役に立ったのではないかと思います。日本人は、相手の気持ちを考えて行動したり、発言したりしますね。心理の勉強は、自分以外のひとの気持ちを考えることが多いので、PJCの今回の試験の役に立ったかと思います。 今回、面接官が受験者に質問する内容がありましたが、その会話がとても日本っぽいと思いました。
(笑)面接するひとが、受験者に対してそんなに礼儀正しい、ということが中国では考えられないので。そういう、日本の実際的な会話が試験問題にたくさんあって、試験を受けるのがとても楽しかったです。ありがとうございました。
ミッドリーム日本語学校 PJC Bridge
過去に日本へ旅行に来た時に、日本の文化に魅力を感じたためです。
自分の興味のあるゲームやアニメのデザインなどの分野も勉強できると思いました
今年の7月に日本に来ましたので3か月くらいになります。
1年くらいです。昨年の8月から勉強をし始めました。
日本に来る前から使っている中国語の日本語学習テキストを使って勉強しています。
漢字は問題ないのですが、敬語や日本語特有のことばの言い回しが難しいです。中国語では主語を変えることで敬語を表現します。
日本に来たばかりの時には知り合いがいなかったため、生活に慣れるまでは大変でした。今は友人とルームシェアをしています。
問題はすこし簡単でした。(邵さんの成績はAレベルでした)
最近はJLPT N2の練習問題を中心に学習し12月のJLPTに向けて勉強をしています。
試験監督をした先生も言っていたことなのですが、PJC Bridgeの問題はJLPTに比べて聴解の問題がより実際の日常の会話に近いため、その分内容的に難しく感じた学生はいたと思います。ただ、各学生の試験の成績は想定と近く、各学生の日本語レベル把握はできたと思います。
自分たちの役割は、大学や専門学校への橋渡しであるということを意識しています。なので、ここで学んだことを社会に役立ててほしいというよりは、ここでしっかりと日本語の基礎を身に着けて次のステップに進んでいってくれればうれしいです。
友ランゲージアカデミー PJC
子供の頃から日本のアニメやテレビ番組に親しんでいて来日前から日本の文化が大好きだったことが一番の理由です。
一年半になります。(2017年3月時点)
中学2年生(14歳)の時からです。初めはマレーシアの日本語交流協会で初級の日本語を3か月ほど習い、その後は、教科書ではなく自分の好きな日本のアニメやラノベ、ゲームを通して日本語を学びました。自分の好きなもので学習したことで、無理なく続けることができ上達もしやすかったのが良かったと思っています。ちなみにラノベはファンタジー系が好きで、最近だと「幼女戦記」や「転生したらスライムだった件」などを読んでいます。ゲームはファイナルファンタジーのシリーズが好きです。
敬語で特に謙譲語が難しく感じます。また日本特有の礼儀や社会習慣も馴染みのないものが多いです。たとえば冬に会社の外でコートを脱いで入るなど、マレーシアにはない習慣も多いです。
日本特有の礼儀や社会習慣を知らないと解けない問題が多く出ました。アニメやラノベで学んだ知識をもとに状況を想像しながら解答しました。
※MAOさんのPJCの試験結果はA-レベルでとても優秀な成績でした。
現在、試用期間中ですが球体関節ドール(人形)制作の会社で採用が決まっています。マレーシアや台湾などからのスタッフもいる会社なので仕事がしやすそうです。ドールを活かしたイベントを企画したり玩具会社とコラボレーションしたりしている会社なので、自分の好きな分野にこれからも携わっていきたいと思っています。
留学生たちは「敬語」は日本語を学ぶ上で、最大かつ最強の難関だと口を揃えて言います。初級のクラスで、謙譲語、尊敬語、美化語などは学びますが、ほとんどの学生が口をぽかーんと開けたままで授業を終えます。 マウさんも入学当初は、「自分の国には敬語はありません」と、かなり苦労していました。しかし、上級クラスに上がり、アルバイトや就職活動など日本社会と接点を持ち、深く関わることで目をみはる上達を見せました。日本人の思いやり、配慮などの心情表現を理解して初めて、実際に使えるようになっていったのだと思います。 身につけた「日本語力」を発揮して、社会で活躍するものと期待しています。
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