サーティファイの資格検定試験を活用されている団体の事例をご紹介します。
就労移行支援事業所とらいわーく
理事長 菱谷 久美子 様(写真左)
インストラクター 小川 紀子 様(写真右)
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就労移行支援事業所とらいわーく
理事長 菱谷 久美子 様(写真左)
インストラクター 小川 紀子 様(写真右)
就労移行支援事業所 とらいわーく様は、札幌市から認可を受けた就労移行支援事業所です。障害のある方の一般企業への就職をサポートするべく、PC操作や、ビジネスマナーなど、就業に必要なビジネススキルのご指導や障がいに合わせた働きかたの相談などを行っています。
2012年より、サーティファイが主催する「Excel表計算処理技能認定試験」「Word文書処理技能認定試験」「PowerPointプレゼンテーション技能認定試験」「Accessビジネスデータベース技能認定試験」「Illustratorクリエイター能力認定試験」「Photoshopクリエイター能力認定試験」をご採用いただいており、検定活用の目的や背景等についてお話しを伺いました。
一般就労を目指す場合、どの業種・職種でもパソコン操作が必須です。Word、Excelを使用した事務処理、プレゼンにはかかせないPowerPoint、また、デザインソフトの操作が可能なことは就職後にも+αの実践力として大いに期待されます。応募書類に検定資格所持を記載することは、求人側にも大きな採用基準の目安になります。
また、障がいのある方が毎日通所する事業所で試験に向けた目標を設定でき、安心して受験できるので検定試験を取り入れました。
就労を目指す障がい者にとって、慣れた環境で受験できることは大きな安心感があり、利用検討している方々にも就職への具体的なステップを示すことができます。 受験者側は、目標設定、試験への挑戦、合格等の体験で自信となり、就労活動にも意欲がわきます。事務職希望の方が多い中、試験対策中に自分にあった職種を再認識できる機会でもあります。
(※)とらいわーく様はサーティファイの試験会場として認定されています
サーティファイでは、パソコン操作機能、知識だけを身に付けるのではなく、「仕事で使える実践力を身につける」「どう使うか、どう活かすか」というビジネスシーンに活かせる内容が採用の決め手となりました。
当事業所での試験日は、受験者のペースに合わせ無理のないように設定をしています。受験希望者は各々、試験日までの対策スケジュール表を作成し、進捗状況を確認しながら進行、数回の模擬テストを実施してから受検に臨んでいます。
MS Officeトレーナー資格所持のスタッフが、毎週1回Word、Excelを中心としたOfficeプログラムを実施し実践的な操作を学び、自習訓練の際も質疑応答しながら進めています。
また、クイックマスター(サーティファイの公式テキスト)に沿ったIllusutrator、Photoshopのプログラムや、コミュニケーションプログラムを実施しておりOffice系、デザイン系、就活系と幅広くサーティファイを受験できるよう、日々のプログラム内容を工夫しています。
とらいわーくでは、朝礼と終礼を毎日実施しています。合格者がいらっしゃる場合は、その際に認定証をお渡ししています。みんなの拍手が合格された利用者さんの自信につながり、次に検定試験に挑戦する方にとっては励みになっていると思います。
現在の就活で技術の習得が必須な状況にありますが、「PC操作ができる」ことを企業に認めてもらうにはまず資格が一番のアピールではないかと考えています。特性上、初めての場所では緊張しやすい方もいらっしゃいますが、ふだん利用している事業所でリラックスした状態で受検できるという強みがありますので、是非皆さんも挑戦してください。
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