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サーティファイの活用事例紹介 サーティファイの資格検定試験を活用されている団体の事例をご紹介します。

Case-10

熊本市立総合ビジネス専門学校
教頭 岡本 政博 様
情報教育担当 栗田 章子 様

熊本市立総合ビジネス専門学校様は、熊本市にある、経理事務・経理情報・観光サービスのエキスパートを養成する全国でも数少ない商業系の公立専門学校です。
人間教育と社会のニーズに応える徹底したビジネス実務教育をおこない、即戦力となる人材の育成を行っておられます。「Excel表計算処理技能認定試験」「Word文書処理技能認定試験」「PowerPointプレゼンテーション技能認定試験」「Accessビジネスデータベース技能認定試験」「Illustratorクリエイター能力認定試験」をご採用いただいておりますが、特に多数のオフィスマスターを輩出されている背景やご指導につきまして、お話を伺いました。

熊本市立総合ビジネス専門学校様がOfficeソフトの指導にサーティファイ検定を導入することとなったキッカケや背景を教えてください。

本校では、経理科目を全コースで履修し、どのコースも事務系の就職に有利となるよう、指導をしております。
特に会社でのオフィス実務のためには、即戦力と実践力を定着させることを目標としております。実務では、Officeソフトの使用が多々ありますが、専門学校で学んだ内容を段階的に確認できるサーティファイの試験内容が合致していると思い、受験をしております。

貴校では、弊社Officeソフト試験の各1級まで取得を目指す「オフィスマスター」輩出に非常に力をいれておりますね。昨年は36名と全国でも最も多くの人材を輩出されました。1級までのご取得を目指す理由と、取り組むことで得られた効果につきましてお聞かせください。

2007年度にサーティファイのAccesss試験の活用を始めて、更に2014年度からはExcel,Wordと年々1級(上級)を目指し、学習を積む学生が増えております。その結果、2年連続でオフィスマスター輩出日本一をいただくことができました。取得を目指す理由は、先に述べたようにビジネスにおける実践力を身に付けさせたいということが第一ですが、企業において「なくてはならない人材」を輩出することも理由としております。
経理、総務、営業、事務…と、どの職種においてもアプリケーションソフト操作能力は必要ですから、学習した分だけ、活躍のフィールドは広がることと捉えております。
1級までの取得を目指すことで、学生のモチベーションは高く維持できたまま、検定はもちろん、検定以外の活動にも取り組ませることができていると思います。

どのように学習を進めると、1級取得に取り組む学生のモチベーションを高いまま維持できるのでしょうか?学生のご様子をお聞かせください。

まずは学習導入時期に徹底的に、講師から、近年の先輩方の努力や実績等を話し、学生に対しての動機づけを行います。
アプリケーション操作の必要性や活用の場面を具体的に提示します。やる気になった学生達は、自ら学ぶ姿勢を見せてくれます。そうなれば講師は「次のステップを提示すること」「分からない部分を補助すること」で、学生の学ぶ意欲を刺激し続けるよう意識して指導しています。
学生のスキルもある程度身に付けば、あとは自力で学習をしたり、学生同士の学び合いが発生したり、個々のモチベーションに合わせた指導が実現します。

検定対策に取り組む期間や時間数、使用している教材などについてもお聞かせいただけませんでしょうか?

2年間通年で、Officeソフトの操作指導は行っております。検定対策、という時間は試験直前になりますが、主な授業としては、1年時にExcel、Wordを学習する授業時間を60分の週4時間、2年時にAccessを学習する授業時間を同じように60分の週4時間設けています。
工夫しているのは、各学年とも授業時間の分け方を1時間:2コマ、2時間連続:1コマ、計4時間というように設けています。
この中の2時間連続の授業時には、模擬試験的に問題を解かせることもあります。その他にも、各学年ともPowerpointを学習する授業も設けています。
通常授業時からウイネットの「クイックマスター」とサーティファイの検定問題集を脇において、個々の進度に合わせ、テキストや試験問題に取り組ませています。
他には、その個々の進度に合わせ講師手製のプリント課題が配付されます。この課題をもって、モチベーションだけでなく個々のスキル差を細かく把握することができます。
このような取り組みを通じ、多くは1年時の1年間でExcel1級、Word1級、PowerPoint上級(経理情報コース)、2年時の1年間でAccess1級、PowerPoint上級(経理ビジネスコース)までできるように成長します。

ありがとうございます。最後に、今後の展望につきまして、お聞かせください。

私たちは、「無名にして有力、役に立つ人間」を建学の精神に、社会人としてのマナーと教養等を身に付ける人間教育と現代社会のニーズに応える徹底したビジネス実務教育を実施しています。
各種の検定試験は、理解度の確認のためにある訳ですから、指導内容の具体化や個々のスキル把握だけでなく、3級から1級までステップアップ式に知識を身に付けさせる上で有効な手段と考えます。資格を取得することで、学生に自信をつけさせ。社会に貢献できる学生を輩出したいと考えています。
また、当校の卒業生も8,000人を超えました。熊本と当校のさらなる発展をめざし、 「仕事を通じて人生を楽しみ成長し、貢献させていただくことを喜びとする」学生を目指し、今後も取り組んでいきたいと思います。

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