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サーティファイの活用事例紹介 サーティファイの資格検定試験を活用されている団体の事例をご紹介します。

Case-12

麻生建築&デザイン専門学校
教務部 建築系リーダー
津嘉山 佳子様

福岡県福岡市にある麻生建築&デザイン専門学校様は、建築やインテリアといった業界のあらゆるステージで活躍する人材を育成するための専門学校です。今回は、「Excel表計算処理技能認定試験」と「Word文書処理技能認定試験」をご採用いただいているなかで、その背景やご指導等についてお話を伺いました。

サーティファイの試験を導入したキッカケをお聞かせください。

建築関係の企業の方とお話をすると、CADのソフトが使える学生はExcelやWordも使えて当たり前、という認識がありますし、CADのソフトを活用する以外でも、多くの事務作業もこなす必要がありますので、就職先では、最低限3級レベルのスキルが必須になってきます。また、資格を取得することで本人の自信にもつながるので、本校では、Excelの授業は全学科で、Wordの授業は必要な学科でのみ、それぞれ導入しています。

ExcelやWordの授業について、具体的にどのようなカリキュラムで実施をされていますか。

ExcelやWordの授業は、週1コマの90分に全部で15コマ分の授業をそれぞれ半期で行っています。教材は情報リテラシー関するテキストで基本的なExcelやWordの操作を教えてから、サーティファイの問題集を使って対策を行っています。

授業を行うにあたって、意識されていることはありますか。

学生には、自分で作成したものと正答例を比較したときに、正誤を見た目で判断せず、作成したものがどのような設定になっているのかを考えさせるように指導をしています。また、サーティファイの問題集を繰り返し練習することで、試験本番での読み間違いや読み飛ばしなどのミスをなくすようにしていますし、問題集の模擬問題が多いため、できる学生にはどんどん先に進ませ、苦手な学生には丁寧に解説する、といったように個々の学生の理解度に合わせながら問題演習を行っています。

検定試験が、学生の将来どのように役に立つとお考えですか。

入学する生徒の中には、数学や算数などの計算に苦手意識をもっている生徒が多いので、それに関連してExcelに苦手意識をもっている生徒が多いです。しかし、計算が苦手だからExcelが苦手なのではなく、計算を行うのはExcelであり、Excelが自動で計算するためには、どのように適切な指示をする必要があるか、について知る必要があります。このような考え方を検定試験を通して身に付けることが社会に出たときにExcelやWordを効率良く活用することにつながると思います。

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