サーティファイの資格検定試験を活用されている団体の事例をご紹介します。
学校法人KBC学園 KBC未来高等学校沖縄
デジタルクリエイションコース
3年生 屋比久 修平 様
教員 宮野 学 様、東 知範 様
サーティファイTOP > 活用事例紹介 > 学校法人KBC学園 KBC未来高等学校沖縄
学校法人KBC学園 KBC未来高等学校沖縄
デジタルクリエイションコース
3年生 屋比久 修平 様
教員 宮野 学 様、東 知範 様
沖縄県那覇市にあるKBC未来高等学校沖縄のデジタルクリエイションコースでは、様々なデジタル技術を体験し、専門的なコンピュータの技術を身につける高等課程の学校です。アルゴリズム・C言語・ゲーム制作・3DCG・CG演習などを学び、3年次には、習得したデジタル技術を活用して、デジタルコンテンツやアプリケーションソフト・ゲームを完成させていきます。eスポーツにも積極的に取り組み、2019年のリーグオブレジェンドでは九州大会進出、パワフルプロ野球では全国3位の成績を残しています。 今回、高校2年生時に「C言語プログラミング能力認定試験」2級に合格された屋比久 修平 様と、先生方にお話をお伺いしました。
屋比久様:Java、COBOL、Pythonなど多くの言語がありますが、その中でもC言語がプログラミング言語の世界では一般的で歴史も長いです。使用している人も多いのでC言語を理解しておくことがプログラミングを学ぶ中で有利になると感じたからです。
屋比久様:1年後期に3級、2年後期に2級と計画的に学習を進めていきました。まずは興味を持ってプログラムを作ってみることが大切だと思います。自分で学びたいという気持ちがあるので勉強を始めるきっかけになりました。また検定の合格は自信につながるだけではなく、自分はここまで理解できているという目安にもなりました。
屋比久様:自分で全体の流れから計算をし、プログラミングを完成させる問7や問8が好きです。知識が問われる分野より、自身で考えて組み立てを行い、解答を導いていけるところがよいです。
屋比久様:bit計算や細かな知識を問われる分野です。過去問を中心に勉強し、わからない点をそのままにせず積極的に先生に質問するようにしました。またC言語は多くの情報がテキストやインターネット等で手にすることが出来るので、時間がかかっても、まずは自分で調べるようにしました。
宮野先生:修平くんの良いところは自ら積極的に調べ、考えるという「行動する力」がある点。わからない疑問をそのままにせず、自分が納得するまで諦めないところ。さらに興味、関心のある点や学習するにあたり必要な知識を深めるため学び続けるところ。その成長がC言語検定2級合格から顕著に見られた。これがITパスポートの合格にもつながったと思う。
屋比久様:今、興味があるのはセキュリティの分野です。ウィルス感染やサイバー犯罪がなぜ発生するのか、その恐怖から世界を守るにはどうすればよいかを考えるのが面白いと思います。犯罪者の心理を読み取り、安全を確立していく業界で働きたいです。もう1つがプログラミングの花形ともいえるゲーム作りです。有名企業に就職するのもよいですが、自分の会社を立ち上げることも面白そうです。自分の得意分野に磨きをかけ「趣味を仕事に」を目標にしたいです。
屋比久様:C言語を勉強すると、プログラムのあらゆる分野につながります。それだけC言語がプログラミング言語の中心になっているのだと思います。机上の知識だけではなく、PCを使って実践的に学べる環境をつくると合格への近道になると思います。またプログラミングの1つひとつがどの部分に関係し、影響を与えているのかを考えていくとより深く知識を培っていけると感じます。テキストはあくまでも知識や規則を覚えるものだと思います。PCを使い実際にプログラムを組み、バグ(ミス)を見つけ修正していくことが1番合格に近づくし、活かせる資格になると思います。
東先生:ただ作動すればよいというコードは良くないと思う。相手の要望に応え、合わせて常に世界の変化に対応できるプログラミングが組み立てられる知識が大切。そのためには常に多くの人と情報を交換し合えるコミュニケーション能力が求められる。合格への知識だけではなく、合格後の資格活用を考えて勉強するとモチベーションも上がっていくと思う。
Copyright(C) Certify Inc. All Rights Reserved.