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受験者・受験団体の声

Case-25 株式会社エクシード 様

株式会社エクシード
代表取締役:澤部 愛子様

株式会社エクシードさんは子ども向けプログラミング教室「テックフォーエレメンタリー」のFC事業を展開されている企業様です。教室数は全国に約260教室もあり、海外でも運営教室があります。また、2017年からジュニア・プログラミング検定を活用されており、毎年多くの合格者を輩出されています。今回のインタビューでは代表取締役の澤部愛子さんにテックフォーエレメンタリーの立ち上げ当時のお話し、教育の思いや今後の展望などについてお聞きしました。


写真右は夫の尾市守さん
写真左は教材開発担当の竹下仁さん
今日はよろしくお願いいたします。
始めに、澤部さんと、澤部さんが代表を努めていらっしゃいます株式会社エクシードについてご紹介をお願いします。

文科省に勤務していた頃の澤部さん

はい。株式会社エクシードは子ども向けプログラミング教室「テックフォーエレメンタリー」を全国展開しており、全国約260教室の加盟店を通じて、子ども達にプログラミングなどの学びの場を提供しています。夫が創業者なのですが昨年私が代表を引き継ぎました。

テックフォーエレメンタリー(以下TFE)の立ち上げ当時、私はリクルートを退職し文科省の留学プロジェクトに従事していました。当時娘が3歳だったのですが、夫から「子育てしながら家で働けるから自分の事業を一緒にやらないか?」と誘われ、TFEのFC展開を開始する2016年4月のタイミングで私もエクシードにジョインしました。 夫は独立前に大手IT企業で働いていましたし、教材開発の担当者は現役のエンジニアなのですが、私は全く畑違いの業界からの参画でエンジニア経験も皆無でした。

TFEのFC展開を開始したのは2016年4月からとの事なので、2015年には準備を始められていたのではないかと思います。2015年当時、まだまだプログラミング教室は物珍しい時期だと思うのですが、そんな環境下でプログラミング教育に参入しようと思ったキッカケや経緯について教えてください。

テックフォーエレメンタリーの資料より抜粋

これは私ではなく創業した夫の話しになるのですが、夫自身が小学3年生のときにMSXというパソコンを親に買ってもらって、簡単なゲームを作った経験があったそうです。その時の試行錯誤した経験や楽しさがIT業界に入ったキッカケになっているようです。
今の時代の子ども達も、スイッチなどのゲームが好きな子は多いと思うのですが、自分自身で試行錯誤しながらモノ作りをする機会が学校教育とかでもなかなか無い。プログラミングは試行錯誤しながら自由に創作が出来るのでクリエイティビティも伸ばせます。そして、考える力や集中力も養えますので、今子ども達にすごく必要な学びなんじゃないかっていうことを考えていました。

実は、当時は事業としてここまで大きくなるとは思っていなくて、平日は他の事業の仕事をしつつ、土日にショッピングモールなどを利用してボランティアでプログラミングのワークショップを開催していました。半年くらい続けていく中で手ごたえを感じたため、FC事業としてパッケージ化してみようか、という事になりました。


FC展開をスタートされてからすぐに加盟教室が増えていったのでしょうか?

授業の様子

2015年の時点で夫がプログラミング教育に関するブログを立ち上げてまして、そこに読者の方がある程度いらっしゃっいました。そこで読者の方々にFC展開のお話しをしたところ「やってみたい!」という方がいらっしゃって、すぐに2名の方が加盟して下さいました。山口県と福岡県の方なのですが、今も継続して加盟いただいています。

あと、追い風になったのが2016年5月の安倍首相のプログラミング教育必修化に関する発言です。ここから一気にお問い合わせが増えました。また、当時は映像授業を提供するFC事業者がTFEしかなかったので、弊社のHPがネット検索で上位表示されており、学習塾の方を中心に沢山お声がけいただき、2017年の3月時点では80教室まで加盟教室さんが増えました。

映像授業でプログラミング教育を展開することができる、つまり一定のノウハウが無くてもTFEさんに加盟することでプログラミング教育を行うことが出来るという点が御社の強みだと思うのですが、他にどんな点が強みだとお考えでしょうか?

授業の様子

TFEの強みは、コンテンツ、コスト、コミュニティ、にあると考えております。まず、コンテンツは映像授業なので誰でも教室を開講できる。そして、初期費用やロイヤリティを安価に設定しているため、数万円で加盟し数千円で維持できるという点も導入していただく面での強みだと思います。また、加盟教室のコミュニティを用意しており、悩み相談や質問ができるようにしています。コミュニティでは、ベテランの加盟者様が教室運営のアドバイスをくれたり、エンジニアの加盟者さんがテクニカルサポートをしてくれたりしています。加盟者間での相互扶助の仕組みが成り立っているコミュニティです。TFEはFC本部のトップダウンでやっていくという考えではなく、本部と加盟者様が一緒になって知恵を出し合い、方針を決めて運営をしている所が、加盟教室さんが長く続けてくださるポイントになっていると思います。

ジュニア・プログラミング検定も早い段階で取り入れてくださいましたが、検定はなにでお知りになったのでしょうか?

夫が常に情報収集をしているので御社のプレスリリースか何かを見たのだと思います。


当時うちの検定試験を知った際、この検定にどんな期待をされていましたか?

はじめに御社にお声がけしたのは2017年の頃だっと思いますが、その時点で弊社が持っていたカリキュラムはScratchの講座がメインだったので、講座の内容が身に付いているかをこの検定で測れるのではないか、ということを期待していました。
保護者の方から「プログラミングでゲームを作って楽しそうだけど、何が身についているの?」という疑問に対して、プログラミングに取り組んだ学びの成果の証明として検定が活用できるのではないかと思いました。


お陰様で沢山のTFE生にジュニア・プログラミング検定を受検いただいていて、認定証とか合格バッジを持って喜んでいる子ども達のお写真をSNSなどで拝見します。加盟教室さんからジュニア・プログラミング検定を活用してこんな良いことあったよ、という声が寄せられていましたら教えてください。

初の海外生受験

はい。TFEは事業開始6年になりますので、当時小学生だった生徒が中高生になっているケースも増えてきました。昨年、中学3年生のGold(1級)を合格者の生徒が高校の特色選抜入試に臨んだのですが、面接でプログラミング教室での制作実績や検定合格をアピールところ「高く評価され合格できました!」という嬉しいニュースが寄せられました。また、Gold(1級)に合格した生徒が新聞に掲載されたり、学校で表彰されたりと、教室外での評価されることも増えてきましたので、検定合格が子どもたちの自己肯定感を養うことに繋がっていると感じます。

ありがとうございます。ジュニア・プログラミング検定の合格者を入試で優遇してくれる中学校は全国でいくつかあり、Webサイトで公開しています。
あと、私が聞いた話では小学校によっては、中学校に提出する調査書を作成するために、取得している資格があれば学校に報告するよう児童やご家庭に案内しているところもあるようです。ジュニア・プログラミング検定が子ども達の実績の証明となったり、子ども達の自信の拠り所になっていることがとても嬉しいですね。次に御社の今後の展望についてお聞かせください。

授業の様子

先ほど申し上げた通り中高生の生徒も増えてきているので、テキスト言語の講座を充実させる予定です。テキスト言語はビジュアル言語よりも難易度が高いので、サポートする先生側にも負担が掛かります。そこで、テキスト言語の指導が得意な先生をオンラインでマッチングをしてオンライン指導が出来るようなテックチューターの仕組みを開発しました。

この仕組みを展開していけばもっともっと子供たちが高度な事を学ぶことが出来るかなと考えています。あともう一つが、高校生以上の生徒には、学んだことを生かして稼げるようになって欲しいという想いを持っています。なので、高校生、大学生になってもTFEに通ってくれる生徒達には、弊社が受注したアプリ開発やウェブ制作の案件を、開発チームに加わって手伝ってもらうという事が実現すれば、今まで学んできたことが自分の稼ぎにもなるってところまで見せてあげられるので、遠くない未来で実現したいと考えています。

2025年の大学入学共通テストでは、情報科目が新たに加わり、出題範囲の一部にプログラミングが入る事になりましたので、今後テキスト言語を学びたいという需要は確実に増えていくと思います。あと、学んだことがお金になるって良いですよね(笑)。子ども達にとってはとても良い経験になると思いますので、面白いアイディアだと思います!
では最後に、習い事の一つとして、プログラミング教室を検討されている保護者様に一言お願いします。

はい。プログラミングと聞くと「難しい、分からない」という印象を持つ保護者の方も多いと思いますが、TFEには、Scratchで楽しくゲーム制作をしながらプログラミングを学ぶコースはもちろん、子どもたちが大好きなマインクラフト、LineスタンプやYouTuber体験等のアート系、四則演算など算数の要素も同時に学ぶことが出来るExcelなど様々なコースをご用意しています。
実際に教室に通う保護者の方からは「何より良かったと思うことは、息子が自分の好きなことを見つけられたこと。少しでも自信が持てる分野ができたことです。」というお言葉を頂いています。
お子様が興味を持ち、そこから才能を伸ばしていけるものがあるかもしれませんので、プログラミングはちょっと遠い存在かな、と思わずに気軽に1度教室へお越しいただければ嬉しいです。

本日はありがとうございました!

テックフォーエレメンタリー様のオフィシャルサイトはコチラ!!




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