検索エンジンは、サイトの内容を把握する際に、そのサイトがどれだけ重要度の高いサイトか、どのようなキーワードと関連性が高いかについて点数化して判断しています。具体的には、どのようなサイトから、どれだけの個数のリンクを貼られているのかといった事柄をサイトの重要度や関連性に関するバロメーターの1つとして捉えて判断しています。この、外部からリンクを獲得する施策のことを「外部対策」といいます。ここで重要とされているのは、ただやみくもにバックリンク(被リンク)を獲得するのではなく、質の高いサイトから被リンクを受けることです。
外部対策の方法については、例えば以下のようなものが挙げられます。
①質の高いコンテンツを継続的に発信する
質の高いコンテンツは、コンテンツ自体が評価されやすく、結果的にバックリンク獲得につながりやすくなります。
②SNSで拡散しやすい仕組みづくりをする
SNS上でサイトが拡散されることにより、自社サイトと関連性の高いサイトから被リンクを受ける確率が高まります。
具体的には、SNSを運用して投稿する、サイト内にソーシャルボタンを設置する、シェアにつながるようなUIづくり(分かりやすい位置にソーシャルボタンを設置する、思わず押したくなるようなボタンデザインにする等)などがあげられます。
外部対策の効果を測定するツールとしては、Google Search ConsoleやMajestic SEOなどがあげられます。
「❛4.ウェブ上の民主主義は機能する。
Google検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Googleでは、200以上の要素と、PageRank™アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。❜」
【引用】Googleが掲げる10の事実
https://about.google/intl/ja/philosophy/
自然な被リンクの獲得は、前回のコラムでも述べたE-A-T対策(「専門性」「権威性」「信頼性」からなるページ品質評価の最重要項目)にも効果的です。
【参考ページ】
WEB集客ラボ 『SEOの外部対策とは?実践方法や注意点を解説』
https://semlabo.com/seo/blog/external_measures/
Web幹事 『SEOの外部対策とは?内部対策との違いや被リンク獲得方法を紹介』
https://web-kanji.com/posts/off-page-seo