表などを作成する際、左列にナンバリングすることがよくあります。ただ、行の削除が発生する度に、また番号をコピーして上に詰めて貼り付けて…と繰り返すのは面倒ですね。関数を使えば、自動的に連番が振られるので便利です。
対応方法
関数を使わずに番号を入力した表です。例えば「5」の行削除を削除した場合、「6」以降の番号を「5」開始にするコピー&ペーストが発生します。
ここで、連番に便利な「ROW関数」の登場です。
この関数は、参照している行番号を返す関数です。そのため、A4セル(4行目)に「=ROW()」と入力すると、そこには「4」と表示されます(以下)。
ここでは、はじめの「稚内」を1番目にしたいとします。この場合、「参照している行(4行目)から3つ引いた数を示す」指示として、【=ROW()-3】を入力します。
オートフィルタで他のA列にも数式を反映します。
こうすると、冒頭同様に「5」の列を削除した場合でも、行を参照している数式が、自動的に連番を振ってくれるという仕組みです。表作成時には、はじめにこの関数を入れておくだけで作業効率がぐんとアップします。