サーティファイ

Officeのお役立ち知識を
分かりやすくお届けします♪

Officeライブラリー

2023.2.3 PowerPoint

【記事】生産性大幅アップ!パワポショートカットキーの一覧を解説

パワポ(PowerPoint:パワーポイント)は、MicrosoftのWordやExcelと同様に、ビジネスシーンでよく使われるプレゼンテーションソフトのひとつです。プレゼンテーションやセミナーの資料作成などに活用されています。

パワポを使って資料を作成する際、ショートカットキーを活用すると、作業の効率化に一役買ってくれます。

今回は、パワーポイントのショートカットキーについて紹介します。

パワポショートカットキー一覧を解説!

1.パワポのショートカットとは

パワポのショートカットとは、マウス操作ではなくキーボードのキー操作によって特定の処理を呼び出す機能のことです。
「ショートカット入力」や「キーボードショートカット」とも呼ばれ、キーボードとマウスを持ち替えることなく機能を実行できます。
ショートカットキーとして設定されているものは、単一のキーだけではありません。「Ctrl(コントロールキー)」や「Alt(オルトキー)」「Windowsキー」などと特定のキーとの組み合わせで操作するショートカットが存在します。

2.プレゼンテーションファイルのショートカットキー

パワポは、プレゼンテーションの資料作成に広く利用されています。

プレゼンテーションの資料を操作するうえで便利なショートカットキーには、新規作成、保存、終了などが挙げられます。
ここでは、プレゼンテーションの資料作成に活用できるショートカットキーを紹介します。

●「Ctrl」+「O」

プレゼンテーションファイルを開く。
プレゼンテーションファイルを開いたまま別のプレゼンテーションファイルを開く際にも「Ctrl」+「O」を押します。


●「Ctrl」+「N」

新規プレゼンテーションを作成する。
プレゼンテーションを開いたまま別の新規プレゼンテーションを作成する際にも「Ctrl」+「N」を押します。


●「Ctrl」+「W」

プレゼンテーションを閉じる。
プレゼンテーションの内容が更新されている際には、保存ダイアログボックスが出現します。


●「Ctrl」+「S」

プレゼンテーションを上書き保存する。


●「F12」

プレゼンテーションに名前を付けて保存する。

3.オブジェクトに役立つショートカットキー

オブジェクトの操作に役立つショートカットキーとしては、オブジェクトのコピーや貼り付け、切り取りなどがあります。

●「Ctrl」+「A」

スライド内にある全てのオブジェクトを選択する。
該当のスライドを選択し、スライド上で「Ctrl」+「A」を押下することで全ての画像が選択されます。位置を一斉に調整したい際などに便利です。
またその他、以下のようなショートカットがあります。


●「Ctrl」+「C」

選択したオブジェクトをコピーする。
コピーしたオブジェクトは、クリップボードにコピーされます。「Ctrl」+「Sift」+「C」を押すと、書式(塗りつぶし色やフォント、テキストサイズなど)のみをコピーします。


●「Ctrl」+「V」

クリップボードに記録されているオブジェクトを貼り付ける。
「Ctrl」+「Sift」+「V」を押すと、書式(塗りつぶし色やフォント、テキストサイズなど)のみを貼り付けます。


●「Ctrl」+「X」

コピーしたオブジェクトを切り取る。
切り取ったオブジェクトは、クリップボードにコピーされます。


●「Ctrl」+「Z」

直前の操作を取り消して操作前の状態に戻す。

4.表示切り替えに役立つショートカットキー

パワポの表示を切り替える操作に役立つショートカットキーには、グリッドやルーラー、アウトラインの表示ウィンドウの切り替えなどがあります。

●「F6」

パワーポイントの画面内の各領域を右回りに移動する。


●「Shift」+「F6」

パワーポイントの画面内の各領域を左回りに移動する。


●「Alt」+「F9」

ガイドの表示と、非表示を切り替える。


●「Shift」+「F9」

グリッドの表示と、非表示を切り替える。


●「Shift」+「Alt」+「F9」

ルーラーの表示と、非表示を切り替える。


●「Ctrl」+「F1」

リボンの表示と、非表示を切り替える。


●「Ctrl」+「Shift」+「Tab」

アウトライン表示ウィンドウとサムネイルウィンドウを切り替える。

5.スライド作成に役立つショートカットキー

スライド作成の操作に役立つショートカットキーには、スライドの追加や変更、スライド移動などがあります。


●「Ctrl」+「M」

作業中のスライドの下に新しくタイトルとコンテンツのスライドを追加する。


●「Ctrl」+「D」

選択したスライドをコピーする。
選択したスライドの下にスライドが作成されます。


●「Ctrl」+「マウスホイール」または「+」「–」

スライドの表示倍率の拡大・縮小をする。


●「PageDown」

次のスライドに移動する。
「PageUp」では、前のスライドに移動する。


●「Alt」「W」「1」

順に押すことで複数のウィンドウを一覧表示する。


●「Alt」「G」「H」

順に押すことでスライドのテーマを変更できる。


●「Alt」「H」「L」「1」

順に押すことでスライドのレイアウトを変更できる。

6.スライドショーに役立つショートカットキー

会議やセミナーなどで実施するスライドショーの操作に役立つショートカットキーには、スライドの開始や移動、終了などがあります。

●「F5」

スライドを最初から開始する。
「Shift」+「F5」を押すと、選択しているスライドから開始されます。


●「数字キー」「Enter」

指定したスライドの番号を押してから「Enter」を押すことで、指定したスライドに移動する。


●「Enter」

次のスライドに移動する。
「Backspace」では、前のスライドに移動します。


●「Esc」

スライドショーを終了する。


●「Ctrl」+「P」

スライドショー中に、マウスポインターをペンに変更して書き込みをする。
「Ctrl」+「I」では蛍光ペン、「Ctrl」+「E」では消しゴムになります。


●「E」

全ての書き込みを削除します。

7.その他のショートカットキー

上記のショートカットキーの他にも、便利なショートカットキーがあります。

●「Ctrl」+「P」

スライドを印刷する。


●「Ctrl」+「K」

選択したオブジェクトにハイパーリンクを挿入する。


●「Alt」+「アルファベットキー」

リボン内のタブを移動する。
アルファベットは、以下のように機能ごとに決められています。

F ファイル
H ホーム
N 挿入
G デザイン
K 画面切り替え
A アニメーション
S スライドショー
R 校閲
W 表示
Y ヘルプ

8.まとめ

パワポのショートカットキーには、100以上の種類があり、PowerPointだけではなく、他のソフトウェアで活用できるものも多く含まれています。よく利用する機能や作業のショートカットキーを覚えて、作業効率をアップさせましょう。



プライバシーマーク

© Certify Inc. All Rights Reserved.

ページの先頭へ