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2023.5.1 PowerPoint

【記事】パワーポイントの勉強方法のコツを解説!おすすめ本・動画も紹介

Microsoft PowerPointは、ビジネスにおいてプレゼンテーションの場で重宝されます。
今回の記事では、パワーポイントの技能を習得することで得られる利点や、効果的な勉強方法について紹介いたします。

目次

1.パワーポイントを勉強するメリット

一部の企業では、パワーポイントを社内研修として取り扱うこともあります。
そもそもなぜ、パワーポイントを習得しなくてはいけないのでしょう?
ここからは、パワーポイントの操作を習得することでどのような利点があるかを紹介いたします。

1-1.スキルを習得できる

パワーポイントを活用することで、イメージを可視化した資料を簡単に組み立てられます。
ワーポイントは、グラフやイメージ図の挿入がしやすく、相手にも分かりやすく見せることができます。また、使いこなせば、高価なDTPソフトを用いなくても、優れた印刷原稿が作れることも利点です。
その他、自らプレゼン用資料を組み立てることで、相手に伝わりやすい論理的な思考やデザインの重要性について学びを深める一助にもなります。

1-2.コミュニケーションを円滑にできる

ビジネスでの会話において重要な要素の1つが、「聞き手を説得する力」です。
近年、説得力を向上させるために、提案に沿った適切な資料を作れる人材を求める企業が多い傾向にあります。パワーポイントの操作を習得することは、意図を的確に伝えられる資料の作り方を把握できるため、提案力の向上につながります。またパワーポイントを用いれば、言葉では理解しにくい情報を伝える局面において、図やアニメーションを用いることも可能です。

1-3.ビジネスチャンスを広げられる

パワーポイントにはアニメーションや音楽を取り入れることも可能です。これらの機能を活用することで簡単な動画の作成もできるため、商品・サービスの紹介や会社の説明会などに使うビデオを余計な費用をかけずに作り出せます。
また、パワーポイントで作った資料は、簡単にローカライズが可能です。例えば、日本語で作ったパワーポイントの画像をそのままに、テキストだけを変えれば英語や中国語の資料として使えるため、グローバル展開にも役立ちます。

2.パワーポイントの勉強方法

パワーポイントの習得に向けて勉強しようと思ったときに、どのような方法で学べばよいのか分からない方もいるでしょう。
ここでは、代表的な勉強方法をいくつか紹介いたします。自分の生活習慣に合った方法を選び、効率的に勉強しましょう。

2-1.講座・研修を受ける

講座や研修を受けると、基礎から応用までの技能を体系的に学べます。講座や研修を受ける方法としては、自分で調べて教室に通うほかに、新人研修としてパワーポイントの操作を学ばせてもらえる企業もあります。
一方で、会社の研修でパワーポイントを扱っておらず近くに講習を受けられる所もない、もしくは通う時間がないという場合もあるでしょう。そのような方向けに、最近はオンラインセミナーも豊富です。受講前に金額や内容を調べて、自分の生活リズムやパワーポイントの習熟度に合った講座を選択しましょう。

2-2.動画・本などで学ぶ

決められたカリキュラムに従うのではなく、自分のペースで学びたい・分からないところだけを繰り返し練習したいという場合は、本や動画を参考にするとよいでしょう。著者や編集者によって内容に差があるため、何のための技能習得かを考えて、適した教材を選ぶことが重要です。
プレゼンやデザインなど、関連する技術を一通り学びたい場合は、複数の本や動画を並行して参考にすると効果的です。注意点として、教材のバージョンと、使っているパワーポイントのバージョンが同じかを確認してから利用しましょう。

2-3.資格を取得する

体系的に技能を学んだうえで、どれくらいの記述が身に付いたかを証明したい場合は、資格取得を目指して勉強するとよいでしょう。明確な目標があることでモチベーションが落ちにくく、一歩ずつ進んでいることが実感できて、達成感が得られやすくなります。
代表的な関連資格として、「PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験」があります。これは、実務を想定したプレゼンテーションに関する課題が出題されるもので、就職や転職などの場において保有スキルの証明として提出することができます。

3.パワーポイントの勉強におすすめの動画・YouTube

動画を利用して勉強すると、自宅で安価に必要な技術を学べます。また操作方法を実際に目で確認できることも利点です。ここでは、パワーポイントの勉強の際に役立つ情報を発信している動画やチャンネルをいくつかご紹介します。

3-1.Udemy

Udemyはオンライン学習プラットフォームで、ビジネススキルを中心にさまざまな講座を選択可能です。提供される動画はすべて買い切り型で、5分から10分程の動画で構成されており、休み時間や通勤中などにも学習しやすいことが特徴です。
講座の価格は通常時は1万円以上のものが多数派ですが、定期的にセールが開催され、安価で受講できるようになります。通常価格なら2万円以上の講座が1,000円から2,000円程で受けられることもあるので、定期的にチェックし購入タイミングを見定めるのがオススメです。

▼参考リンク

https://www.udemy.com/

3-2.ザ・プレゼン大学

ザ・プレゼン大学はYouTubeをメインに展開しているビジネススキルの講座です。取り扱っている動画の一部では関連書籍も発売されていますが、メインコンテンツである解説動画は、無料で視聴可能です。
基本操作だけではなく、完成したスライドをよりよくするためにはどのようにすればよいかも解説されています。実際の操作を画面に映しながら、スライドの作成や改善方法について説明されているため、学んだことを自分の資料に反映しやすいことが利点です。

▼参考リンク

https://www.youtube.com/channel/UCL4pNY8SkSg2evyZQHLjWwg

3-3.ユースフル/スキルの図書館

ユースフル/スキルの図書館は、複数の講師が所属するYouTubeチャンネルです。
内容はパワーポイント以外にもMicrosoftOffice関連全般・新人ビジネスパーソンの教育・会議のノウハウ・プログラミングスキルというような、幅広い内容の動画を配信しています。それぞれの分野において専門の講師が解説を担当しているため、詳しい内容の講座を手軽に視聴できます。パワーポイント以外のビジネススキルも併せて習得を検討している方におすすめです。

▼参考リンク

https://www.youtube.com/channel/UCRpRQ48LGfMpYojZo7Srabg

3-4.MANABI JOURNEY

MANABI JOURNEYは、サーティファイの資格取得に向けた体系的なカリキュラムを提供するオンライン学習サービスです。
前述した「PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験」を目指す方にオススメです。講師と一緒に問題を解いた後に、受講者1人で問題を解いて答え合わせをするという形式を取っており、分からなくて学習が止まってしまうことがないように設計されています。

▼「PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験」関連講座はこちら

4.パワーポイントの勉強におすすめの本

パワーポイント学習時に参考書や教材を取り入れると、パワーポイント内のヘルプだけでは把握できない点についてすぐ調べられます。ここでは、勉強の際に持っておくと役立つ本について、学習目的別に解説いたします。

4-1.(初心者向け)これからはじめるパワーポイントの本

「これからはじめるパワーポイントの本」は、これまでにパワーポイントを使ったことがほとんどない、もしくは最後に使ったのが随分前で操作方法を忘れてしまったという人におすすめです。
操作手順について基礎から分かりやすく解説されており、図解も添えられていることが特徴です。操作を省略せず丁寧に解説しているため、分からないところから読んでも理解しやすく構成されています。
また、8つの章ごとに練習問題が用意されており、学習内容が身についているかどうかの確認もこの1冊で済ませられます。

▼参考リンク|PowerPoint 2016/2013対応版 ※2019/2021対応版は2023年5月発売予定

https://gihyo.jp/book/2017/978-4-7741-8725-9

4-2.(プレゼン向け)PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則

「PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則」は、基本操作はある程度習得しており、プレゼンについて学びたい場合におすすめです。
総ページ数が528ページと文量が非常に多く、操作に必要な知識やプレゼンのノウハウが150以上の原理に分けてまとめられています。各原則の根拠から具体的な事例まで網羅しており、深く理解したい方にとっては心強い1冊だといえるでしょう。
また、プレゼンの資料作成段階だけでなく、作成前の、構想段階から解説があることも大きな特徴です。

▼参考リンク

https://gihyo.jp/book/2019/978-4-297-10308-8

4-3.(デザイン向け)一生使える見やすい資料のデザイン入門

「一生使える見やすい資料のデザイン入門」は、10の単元に分けてデザインについて解説しており、必要な情報を順序立てて把握しやすいことが特徴です。
パワーポイントだけではなく、デザイン全般の学習入門本という側面もあり、この1冊があればプレゼンテーション以外のさまざまな状況で役立ちます。
また、付録として資料集が収録されていることも特徴です。パワーポイントの操作に関しては問題ないがなぜか評価してもらえない、作った資料が見にくい気がするという方におすすめです。

▼参考リンク

https://book.impress.co.jp/books/1114101129

4-4.(資格取得者向け)「PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験」資格関連

資格の取得を目指すなら、資格学習用のテキストと練習問題を揃えておくことが望ましいでしょう。
Powerpointクイックマスターは、「PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験」の資格学習に最適なテキストです。PowerPointに関する基礎知識から、資格取得に役立つさまざまな事項までを実践的にまとめています。また問題集を繰り返し解くことで、試験合格に向けた最適な学習が可能です。詳しくは、下記URLを参照ください。

▼参考リンク

https://www.sikaku.gr.jp/ns/pp/learn/exercise/

5.まとめ

パワーポイントに関する知識は、身に着けておくとプレゼン以外にも、さまざまな場所でスキルを発揮できます。本や動画、講座など学べる機会や媒体も多いため、思い立ったらぜひ習得してみましょう。
また、基本的な操作が身に付いたら、本格的なプレゼンやデザインの勉強を取り入れると、一段上の分かりやすい資料を作れるようになります。より深い理解を求める場合・就職や転職で活用したい場合は、資格取得に向けた勉強を始めてみましょう。



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