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ビジネスシーンにおいて、コミュニケーション能力は、すべての職種・業界に共通する重要な基礎力です。業務の効率化やチームワークの向上・信頼関係の構築など、円滑なコミュニケーションは組織の生産性を高め、一人ひとりの力を引き出します。
近年では生成AIやチャットツールの普及により、情報伝達の方法が多様化しています。しかし、どれだけテクノロジーが進化しても、人と人とのつながりの中で「伝える力」「聴く力」「感じ取る力」は欠かすことができません。むしろ、テキストや非対面によるやり取りが増える現代社会だからこそ、相手の意図を正しく理解し、自分の考えを的確に伝える力がこれまで以上に求められています。
一方で、コミュニケーション能力は属人的で、評価が主観に左右されやすいため、客観的に測ることが難しい力でもあります。そうした課題を背景に、当委員会では、ビジネスシーンにおけるさまざまな場面設定をもとに、実践的かつ体系的にコミュニケーションスキルを可視化し、自己理解やスキルアップに役立てていただける仕組みを整えています。
保有スキルを測定するための資格検定試験として、平成15年より「日本語コミュニケーション能力認定試験」を開始し、平成20年7月からは「コミュニケーション検定」に発展させてまいりました。また、医療や介護・福祉の現場におけるコミュニケーション能力を測定するための資格検定試験として「ケア・コミュニケーション アセスメント試験」を平成20年3月より、「ケア・コミュニケーション検定」を平成20年7月より開始しております。
これらの資格検定試験を通じて、時代に即した実践的なコミュニケーション力を身につけていただければ幸いです。皆さまの挑戦が、さらなる成長とキャリアの前進につながることを心より願っております。
サーティファイコミュニケーション能力認定委員会 委員長 長尾 素子
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