IPAより公開された「i コンピテンシ ディクショナリ(iCD)」の資格連係情報にサーティファイの認定試験を登録しました。
IT人材育成に活用するためのツールとして独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)より提供されている「i コンピテンシ ディクショナリ」(以下、iCD)が、'16年6月にヴァージョンアップされ「iCD2016」として公開されました。これに伴い、株式会社サーティファイの提供する認定試験とテストを、iCD2016の「タスクディクショナリ」「スキルディクショナリ」それぞれの資格連係情報として登録しました。
iCDは、世界的に変化するIT人材に求められる「タスク(業務)」「スキル(素養)」を多岐に亘り網羅し体系化したものとして、2014年7月に試用版としてIPAより公開され、多くの企業におけるIT人材育成のツールとして活用されているものです。
この度公開されたiCD2016では、年々高度化、多様化するIT人材要件に対応すべく、“セキュリティテスト”や“エデュケーション(教育)”に関するタスクを追加、iCDが参照する各種知識体系の最新版への対応、また“クラウドコンピューティング”に関するスキルが強化されました。
さらに、iCD2016を利用した人材育成手法を具体的に確認頂けるよう、様々な団体が提供する教育研修・書籍や資格・認定試験の情報を追加し、「タスクディクショナリ(=求められる機能や役割を『課される仕事』として定義するもの)」「スキルディクショナリ(=課される仕事を遂行するためのスキルや知識を整理したもの)」との関連付けが行われました。
今回のヴァージョンアップにより、新規ビジネスの創出や、コア事業への注力を徹底するうえで必要となる人材を、より具体的かつ簡便に把握することが可能となり、従来以上に明確な戦略に基づいた事業活動が活発化することが期待されます。
サーティファイでは、今回のヴァージョンアップに伴い、下記の15種の認定試験と2種のテストを、iCD2016の資格関連情報に申請、登録しました。これにより、連係情報に登録されている認定試験・テストを企業の研修等で活用することで、レベルアップやレベルの把握が期待できるタスクやスキル領域を具体的に確認することが可能となります。
■iCD研修・資格連係情報提供の試験・テスト■
主催:サーティファイ情報処理能力認定委員会(認定試験3種)
・情報処理能力認定試験(1級・2級・3級)
・C言語プログラミング能力認定試験(1級・2級・3級)
・Javaプログラミング能力認定試験(1級・2級・3級)
主催:サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会(認定試験6種)
・Excel表計算処理技能認定試験(1級・2級・3級)
・Word文書処理技能認定試験(1級・2級・3級)
・Accessビジネスデータベース処理技能認定試験(1級・2級・3級)
・PowerPointプレゼンテーション技能認定試験(上級・初級)
・Illustratorクリエイター能力認定試験(エキスパート・スタンダード)
・Photoshopクリエイター能力認定試験(エキスパート・スタンダード)
主催:サーティファイWeb利用・技術認定委員会(認定試験2種)
・Webクリエイター能力認定試験 HTML5対応版(エキスパート・スタンダード)
・ネットマーケティング検定
主催:サーティファイコミュニケーション能力認定委員会(認定試験2種、テスト1種)
・コミュニケーション検定(上級・初級)
・営業力強化検定
・営業力強化検定 WEBテスト
主催:サーティファイ著作権検定委員会(認定試験1種)
・ビジネス著作権検定(上級・初級・BASIC)
主催:サーティファイコンプライアンス検定委員会(認定試験1種、テスト1種)
・ビジネスコンプライアンス検定(上級・初級)
・ビジネスコンプライアンス検定 BASIC WEBテスト
■参考URL:
独立行政法人情報処理推進機構 i コンピテンシ ディクショナリ2016 プレス発表
http://www.ipa.go.jp/about/press/20160606.html
超人材育成 iCDオフィシャルサイト
https://icd.ipa.go.jp/icd/