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CONCEPT
実践プログラミング技術者試験は学習者にとって、実務と学習との境界のギャップを埋めるのに有効な試験です。
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昨今、エンジニア不足が叫ばれる中で、AI、ビッグデータのような新規分野の案件数や求人数の増加から、
IT人材への期待感や関心も高まっています。
一方で、「IT人材白書2019(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)IT人材育成本部発行)」によると、
IT人材の"質"に対する不足感は過去5年とも約9割近くのIT企業が「不足している」と回答をしています。
このような背景を受け、エンジニアの「数を増やす」ことはもちろんのこと、
個々のエンジニアの「質を高める」ことも重要と捉え、
実際にプログラミング測定プラットフォームを用いてコーディング・デバッグ・テスト等を行うことを通じて、
プログラミングスキルの根幹にあたる知識と技術を測定し評価できるツールとして
「実践プログラミング技術者試験」を創設いたしました。
プログラミングスキルの積み上げを目的とした学習には、根幹に知識と技術スキルの習得が必要です。
その上で開発経験を積むことにより、能力を形にして他者に伝える資質を身につけ、優れたエンジニアとしての魅力に繋がります。
このようにプログラミングスキルを分析して考えたときに、実践プログラミング技術者試験は学習者にとって、
実務と学習との境界のギャップを埋めるのに有効な試験です。
プログラムを「書く」力
仕様や条件に基づき求めるプログラムを考え、記述することができる力や、ロジックを考えアルゴリズムを構築する力が身につきます。
プログラムを「読む」力
仕様に基づき記述されたプログラムを読み、アルゴリズムの構造を理解することができる力が身につきます。
サンプル問題は「TechFUL」上にて公開しております。
TechFULのユーザーにご登録をいただくことで、実際の試験と同様の環境で、コーディングや仕様読解などの設問に解答をいただくことができます。
※サンプル問題概要
対応言語:Java™、C言語、Python
出題数 :各6題ずつ
出題形式:全作成、部分作成、仕様変更、デバッグの4形式
実践プログラミング技術者試験において使用するプラットフォームシステム「TechFUL」について特徴をご案内いたします。
TechFULは444株式会社が提供するプログラミング測定、スキルデータ管理、プログラミング授業・テスト・学習および、就職・採用活動を支援するプラットフォームシステムです。
大学・専門学校などの教育機関における講義や、SIer企業における社員研修・就職面接などに使用されております。
実際にコーディングを行い問題に解答することを通じて、プログラミングの実践力を測定することができます。
TechFULに収録されている公式のプログラミング問題や検定試験にチャレンジしてみましょう。
TechFULで解答した問題の結果は、TechFUL上に履歴として残ります。
目標とするプログラミング実践力を定めて学習に取り組むことで、自身のスキルの積み重ねを視覚化して感じ取ることができます。
主催・認定 | サーティファイ 情報処理能力認定委員会 |
---|---|
試験名 | 実践プログラミング技術者試験 Java™部門(Practical Programming Engineer Skills Qualification Test Java™) 実践プログラミング技術者試験 C言語部門(Practical Programming Engineer Skills Qualification Test The C Programming Language) 実践プログラミング技術者試験 Python部門(Practical Programming Engineer Skills Qualification Test Python) |
試験目的 | 仕様に基づきどのようなアルゴリズムが必要になるかを思考し、それを実現するためのプログラムをコーディングする能力を認定します。 |
受験資格 | 学歴、年齢等に制限はありません。 ※事前に TechFUL アカウントを取得いただく必要があります。 |
対応言語 | Java™、C言語、Python3(外部ライブラリNumpy、Pandas含む) |
受験形態 | TechFULによるオンライン試験(テキストエディター・IDEなどの併用も可能) ※「TechFUL」は444株式会社が提供するプログラミング測定、スキルデータ管理、プログラミング授業・テスト・学習および、就職・採用活動を支援するプラットフォームシステムです。 |
対応ブラウザ | Google Chrome |
試験時間 | 120分 |
出題数 | 6題 |
出題範囲 | データ表現、演算、変数、配列、型変換、文字列、分岐、反復、数学(数式、図形、量、数列、組合せなど)、探索、再帰、ソート、構文解析、メモリ、エラー処理など |
試験期間 | 2月、6月、8月、11月の年4回 |
レベル | 得点率 | 内容 |
---|---|---|
Platinum (Level 5) |
800以上 | メモリや実行速度(計算量)を意識して、プログラムを速く正しく構築・改変・改善できる能力を持っている。 |
Gold (Level 4) |
600-799 | プログラムの新規作成や部品構築、仕様変更やデバッグなど、様々な問題を解決できる能力を持っている。 |
Silver (Level 3) |
400-599 | 仕様を細分化してロジックを考えることができ、それを基にプログラムを構築できる能力を持っている。 |
Bronze (Level 2) |
200-399 | 計算や比較などを用いてツールのような簡単なプログラムを構築できる能力を持っている。 |
Entry (Level 1) |
0-199 | アルゴリズムを考えるために、基礎的なプログラミングスキルの向上が必要である。 |
全作成 | 仕様に基づき、一からプログラムを作成 |
---|---|
部分作成 | 機能不足箇所のプログラムを作成 |
仕様変更 | 変更仕様を基にプログラムを変更 |
デバッグ | 仕様に適合しないエラー箇所の特定・修正 |
ソースコードを提出すると複数のテストケース(入力値と出力値のセット)を基に実行テストが行われ、スコアが計算されます。
「基本スコア」「正解ボーナス」「タイムボーナス」の3つのスコアの合計を基にレベルを決定しています。
基本スコア | (正解したテストケース数 ÷ テストケースの総数)× 10 ※ただし、ソースコードの提出を行うたびに基本スコアが10%下がる。 |
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正解ボーナス | ソースコード提出時の実行テストで全テストケースに正解した時に加算 ※最大で基本スコアの50% |
タイムボーナス | 基本スコア×(1 - 全テストケース正解までの解答時間 ÷ 全テストケース正解までの目標時間) ※最大で基本スコアの70% |
出題形式別得点率
設問を部分作成、全作成、デバッグ、仕様変更の 4 形式に分類したときの得点率です。
難易度別得点率
設問を3段階の難易度で分類したときの得点率です。
サンプル検証回数(実行テスト)
テストケースを用いてプログラムのサンプル検証を行った回数と、コンパイル時のエラー回数です。
提出回数(実行判定)
解答を作成し、コードを提出した回数です。
問題別解答時間
各設問を解いた時間です。解答を始めてからコードを提出するまでの時間を計測します。
ソース記述量
各設問のソースコードにおける文字数を計測します。
サーティファイ情報処理能力認定委員会では、
基本となる言語知識を学ぶ方々には「C言語プログラミング能力認定試験」および「Java™プログラミング能力認定試験」、
さらに発展して業務レベルの技術力を試す場面においては
「実践プログラミング技術者試験」と、ワンストップでプログラミングスキルを育成する体制を整えています。
情報処理
2024.10.1
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2023.5.19
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